ハイブリッド航空会社のマリンド・エアウェイズは7日、3月22日より運航を開始すると発表した。
マリンド・エアウェイズは昨年、航空産業の国策企業であるナショナル・エアロスペース・アンド・ディフェンス・インダストリーズ(NADI)とインドネシアのPTライオン・グループとの間で、レガシー航空会社と格安航空会社(LCC)両方のサービスを提供するマレーシア初のハイブリッド航空会社として設立。7日、運航者証明書(AOC)の授与式が行われた。
マリンド・エアウェイズは、提供するサービスの詳細や客室乗務員の制服などを発表。使用する機体は、ボーイング「B737ー900ER」でクアラルンプール新国際空港(KLIA)を拠点に運航する。クアラルンプール(KL)-クチン線のエコノミー・クラスの料金は38リンギから、ビジネス・クラスは388リンギから。KL-コタキナバル線はエコノミー・クラスが68リンギから、ビジネス・クラスが588リンギとなる。また無料の手荷物許容量はビジネスクラスで30キログラム、エコノミークラスで15キログラム。ビジネスクラスの座席の幅は45インチ、エコノミークラスは32インチ。ビジネスクラスでは機内エンターテイメントや機内食、エコノミークラスでは軽食などの提供を行う。6月からは有料でWiFiサービスも開始する予定だ。