コスモ石油、中期経営計画を策定、2017年度に経常利益1120億円

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コスモ石油は、2013年度~2017年度の「第5次連結中期経営計画」を策定した。

今回の中期経営計画では「成長の基礎を固め、グループの盤石な経営基盤を確立していく5年間」と位置づける。その上で、石油精製販売事業での収益力の回復、前中期経営計画で実施した戦略投資を確実に回収するとともに、IPIC・ヒュンダイオイルバンクとのアライアンス強化、CSR経営の推進を基本方針に掲げる。

基本方針を支える6つの施策を実行することで、業績改善を図る。具体的には製油所の安定操業・安定供給のための取り組み強化、供給部門を中心とした合理化の徹底、リテールビジネスの強化などに注力する。収益力強化による財務体質の改善と、早期の復配を目指す。

特に、石油精製販売事業での収益力強化を確実に実施するため、ハード面・ソフト面から製油所で、安全操業・安定供給に向けた取り組みを強化する。

数値目標は、2017年度に経常利益1120億円、当期純利益450億円、自己資本比率21.5%を目指す。2012年度の経常利益は380億円となる見通しで、740億円の増益を目指す。

経常利益1120億円のうち、石油開発事業で775億円、石油精製販売事業で180億円、石油化学事業で100億円、再生可能エネルギー事業などで65億円を見込む。

《レスポンス編集部》

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