AMAスーパークロス第9戦は3月2日、6万178人のファンを集めたエドワード・ジョーンズ・ドームにて開催され、450SXクラスの決勝でモンスター・エナジー・カワサキのライアン・ビロポトが今季4度目となる勝利を手にした。450SXクラスの決勝では好スタートを切ったモトコンセプトのマイク・アレッシがホールショットをもぎ取り、チーム・マッスルミルク・ホンダのジャスティン・バルシアが2番手、ヨシムラ・スズキのジェームス・スチュアートが3番手と続いた。第1ラップでスチュアートが2番手に浮上し、その後ビロポトが4番手を走る間にアレッシを交わして先頭に立った。しかし、レッドフラッグ(ライダーの怪我等によるレースの中断)によって規定により再スタートが行われ、スチュアート、バルシア、リードがトップ3でスタートを切ったが、第5ラップでビロポトはリードを抜き去り、3番手となった。ビロポトはさらにプッシュして2番手のバルシアを交わし、第9から第11ラップの間にスチュアートと抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げた後、トップのポジションを確保した。第13ラップでスチュアートを交わしたバルシアはその後ミスを犯して後退し、ツーツー・モータースポーツのチャド・リードが3番手に返り咲いた。レースはビロポトが1位、スチュアートが2位、リードが3位でフィニッシュし、ロックスター・エナジー・レーシングの累積ポイントリーダー、デビ・ミルサップスは6位に終わった。「とてもクレイジーな夜だった。最初のスタートでミスを犯したが、再スタートで好スタートが切れてワイルドなレースを制することができた。(ポイント的に)重要な時期に入っているが、我々は成果を得ることができた。」とトップとのポイント差を12ポイントにまで詰めたディフェンディング・チャンピオンは興奮気味に語った。尚、AMAスーパークロス第10戦は3月9日、フロリダ州デイトナビーチのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイにて開催される予定である。450SXクラス第9戦結果1.ライアン・ビロポト(カワサキ)2.ジェームス・スチュアート(スズキ)3.チャド・リード(ホンダ)4.ライアン・ダンジー(KTM)5.ジャスティン・バルシア(ホンダ)450SXクラスシーズン累積ポイント1.デビ・ミルサップス(スズキ)-1892.ライアン・ビロポト(カワサキ)-1773.ライアン・ダンジー(KTM)-1664.トレイ・カナード(ホンダ)-1485.チャド・リード(ホンダ)-147
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