ニッセイは燃料電池を使用した交通の電源装置を出品している。燃料電池と二次電池によって約8時間分の電力を供給。災害などで停電が発生した場合にも交通信号機を止めることなく運用させることが可能となっている。
燃料電池が収められた電源ボックスは高さ1m、幅0.4mと小型で、内部には水素吸着合金を使用した水素ボンベ3本をセットできる。
この燃料電池と二次電池により、従来のバッテリー式よりもはるかに長い約8時間の電源供給が可能となっており、停電時には瞬間停電を伴わずに信号機へ給電できる。
また、ボンベも1本あたり約4.3kgと軽量で、従来のバッテリーよりも交換やメンテナンスが楽になっているという。