【スマートエネルギーWeek13】交通信号機の非常発電装置にも燃料電池

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信号機の非常電源にも燃料電池。
  • 信号機の非常電源にも燃料電池。
  • 水素吸蔵合金を用いたボンベは1本あたり450Lの水素を貯蔵できる。
  • 3本セットすると、燃料電池で発電した分と、二次電池を合わせ、約8時間に渡って信号機を動かすことができる。
  • メンテナンスフリーも成し得た。

ニッセイは燃料電池を使用した交通の電源装置を出品している。燃料電池と二次電池によって約8時間分の電力を供給。災害などで停電が発生した場合にも交通信号機を止めることなく運用させることが可能となっている。

燃料電池が収められた電源ボックスは高さ1m、幅0.4mと小型で、内部には水素吸着合金を使用した水素ボンベ3本をセットできる。

この燃料電池と二次電池により、従来のバッテリー式よりもはるかに長い約8時間の電源供給が可能となっており、停電時には瞬間停電を伴わずに信号機へ給電できる。

また、ボンベも1本あたり約4.3kgと軽量で、従来のバッテリーよりも交換やメンテナンスが楽になっているという。

《石田真一》

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