BASFジャパン、技術製品展示イベントを開催…smart forvision を展示

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BASFジャパンは東京国際フォーラムにおいて、BASFの幅広いイノベーションを伝える“We create chemistry ワールドツアー Marketplace of Innovation”を開催した。

このイベントは、2012年1月から約1年半かけて、ドイツ、アメリカ、中国、東京他9か所で開催されている。その内容は持続可能な将来を実現するBASFの製品や技術を紹介するものだ。

そのイベントに出品された『smart forvision』は、2011年のフランクフルトモーターショーでダイムラー社と共同開発したモデルである。

BASFジャパン研究開発室の山下秀樹氏は、このsmart forvisionの開発目的について、「BASFは、エネルギー効率に優れたeモビリティのための持続可能なソリューションの研究開発をしており、グローバルにイノベーションを展開する企業として、そして、クライアントに対して優良な開発パートナーとしての位置づけを強化するという目的で、ダイムラー社と組んで、将来を見据えた電気自動車のコンセプトの開発を行いました」と述べる。

このsmart forvisionは、デザイン性を重視した未来のライフスタイルに合った最新の技術を導入し、新たな機能性を確立。「エレクトロモビリティにエキサイティングな未来を提供することと思います」と山下氏はいう。

そのコンセプトは、持続可能な都市において、二人乗りの短距離の移動ツールとして考え出されたもので、「最新の技術とデザイン性を組み合わせたユニークなも。そして、その中には一貫した軽量構造、インテリジェントな温度管理、それから、エネルギー効率を最大化することにより、このサイズの電気自動車と比べ、走行航続距離を20%向上させることを目的としています」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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