関東運輸局は2月19日、2012年11月の関東鉄道輸送動向を発表した。同統計によると、JR貨物の管内発の荷動きは、車級貨物が47万7000トン。石油等の減少により前年同月49万5000トンに対し、3.6%減となった。
コンテナ貨物は39万5000トン。家電・情報機器、紙・パルプ等の増加により前年同月39万4000トンに対し、0.2%増となった。
輸送人員では、JR東日本が5億606万5000人で、前年同月4億9912万4000人に対し、1.4%増。大手民鉄は6億1687万人で、前年同月6億427万8000人に対し、2.1%増。公営は9258万4000人で、前年同月8911万5000人に対し3.9%増と、いずれも増加傾向。
関東運輸局は、世界景気の減速等を背景として、景気の低迷を証明した形になっているとコメントしている。