川崎重工業は、朝日航洋、セントラルヘリコプター、東邦航空から計4機の「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」を連続受注した。
今回受注した川崎式BK117C-2型ヘリは、朝日航洋向け事業用が1機、セントラルヘリコプター向けドクターヘリ2機、東邦航空向け山形県向けドクターヘリ1機の計4機で、2013年8月から順次納入する予定。
川崎式B117ヘリは、川崎重工と欧州のヘリコプターメーカーECD社(旧メッサーシュミット・ベルコウ・ブロウム社)が共同開発したヘリで、物資・人員輸送、消防・防災、警察、ドクターヘリ、報道など多用途に活用される中型双発機。
BK117ヘリは、機体後部に大きなクラムシェルドア(観音開きドア)を備え、広いキャビンスペース、コンパクトなボディと機動性の良さなどが評価されている。
同社では今後も、高い技術力と信頼性、国産機ならではのきめ細やかなサポート体制を展開して、川崎式BK117C-2型ヘリの積極的な営業活動を展開する。