自衛隊のトラックに大型観光バスが追突、双方の34人が負傷

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16日午前9時10分ごろ、福岡県朝倉市内の大分自動車道下り線で、トンネル内を走行していた陸上自衛隊の中型トラックに対し、後ろから進行してきた大型観光バスが追突する事故が起きた。この事故で双方の34人が重軽傷を負っている。

福岡県警・高速隊によると、現場は朝倉市杷木穂坂付近で片側2車線の直線区間。陸上自衛隊・福岡駐屯地所属の中型トラックは杷木トンネル(全長480m)内の第1車線を走行していたが、後ろから進行してきた大型観光バスがトラックを追い抜こうとした際に右後部へ衝突。トラックは左側の壁面に衝突し、その弾みで第2車線側で横転した。

この事故でトラックの助手席に同乗していた47歳の男性陸曹が腕を骨折する重傷。運転していた44歳の男性陸曹も打撲などの軽傷を負っている。また、バスの乗客32人も軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

警察ではバスの運転手から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いているが、調べに対しては「よく見えなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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