GMの欧州部門、オペルは2月12日、ハンガリーのエンジン工場を拡張すると発表した。
オペルは2016年までに、23の新型車と13の新エンジンを投入する計画。この計画の実現に向けて、ハンガリーのエンジン工場を拡張する。
オペルは同工場に、1億3000万ユーロ(約165億円)を追加投資。環境性能に優れるエンジンの増産体制に乗り出す。同工場の拡張工事が完成すれば、エンジンの年産能力は10万基増え、60万基に到達する。
ハンガリー工場では、小排気量と中排気量のガソリンエンジンと、中排気量のディーゼルエンジンを生産する計画。全てのエンジンが、2015年に欧州で施行予定のユーロ6基準を満たす。
オペルのJoachim Koschnicke副社長は、「オペルは1991年、自動車メーカーとしてハンガリーに最初に投資。今後もオペルは、ハンガリー経済に貢献していく」と述べている。