アウディ、国内最大のショールームを名古屋にオープン…展示車16台

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アウディ天白・リニューアルオープン
  • アウディ天白・リニューアルオープン
  • アウディジャパン大喜多社長(左)と黒野店長
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アウディ正規ディーラーを2拠点展開するファーレン名古屋中央は、国内では最大の展示車数16台となるアウディ天白をリニューアルオープンし、2月9日、10日に特別内覧会を開催した。

近隣居住者に高所得者が多いとされる名古屋市の南東部に位置し、平針運転試験場にも近い新ショールームの面積は1194平米と巨大。吹き抜けのある2階建てで、店内には国内アウディディーラー初のエスカレーターも設置されている。

2012年は日本国内販売で新車14%、中古車は23%という伸びをみせたアウディだが、名古屋市を含む愛知での伸び率は17.2%と全国水準を上回り、神奈川や大阪を抑えて東京に次ぐ日本で2番目の市場となっている。アウディ天白の黒野雄一郎店長は「これまでは5台でしたから、3倍以上の展示車となり、これでライナップのほぼ全車を実際に見て、触れていただけます。展示車が多ければ多いほどお客様にお越しいただけます。今回は完璧な、最高のものを作りたいと思ってリニューアルしました」と話す。

9日は、アウディジャパンの大喜多寛社長も顔を見せた。大喜多社長に昨年好調の要因を聞くと「A1、Q3が新セグメントを開拓し、A7、A8がニッチな市場を埋めた。プレミアム客からお叱りを受けない営業力のあるスタッフも増えている。また街なかに目立つ店舗が増え、何より走っているアウディ車が増えてブランド力がアップしている」という。また「1月は登録ではプラス1%だったが、受注ベースでは10%を超えている。今年は景気も上向き、エコカー減税の影響をあまり受けないプレミアムカーにとって悪くなる要素がない。昨年は生産が不足だったが、今年はそれがなく、天白のような大型ディーラーも毎月1店舗のペースで全国にできつつあり、最低でも前年プラス10%を達成する」とした。

期待される新型A3は「秋頃に出す予定で、今年の販売台数には影響しないだろう。また強いニーズが出てくればディーゼル車の対応も検討する」と話し、愛知・名古屋の好調さに関しては「2001年ころからの店舗展開がうまくいき、店舗の数がきちんとそろっている上、名古屋の人は信長の時代から資産があるし、いいものを選ぶ目があるのだろう。世界的にもメルセデスやBMWを好まない人が、おとなしくて若々しく知的な印象のアウディを選ぶ。名古屋の人はよくわかっていらっしゃる」と述べた。

《水野誠志朗@DAYS》

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