エアバス社は2013年2月7日、ロールス・ロイス・トレントXWBターボファンが「欧州航空安全機関(EASA)」のエンジン型式認定を受けたことを発表した。
EASAは、ドイツのケルンに所在するEASAの本部にてロールス・ロイス社に認定証を送った。この認定証はエアバスのA350-800A/350-900に動力を与えるトレントXWBエンジンに与えられたもので、最も高い推進力を持つバージョンのトレントXWBは現在A350-1000のために開発途上である。
トレントXWBはすでに2012年2月からエアバスのA380フライング・テスト・ベッド(FTB)航空機の一連のテスト飛行に動力を与えている。これらの飛行テストの結果は、このエンジンがエアバスのA350 XWBプログラムの為の非常に高い効率とパフォーマンスの目標を達成する。