富士重高橋専務、時価総額1兆円超え「中計過達をマーケットから期待」

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富士重工業・高橋充取締役専務執行役員
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富士重工業の高橋充取締役専務執行役員は2月6日に都内で開いた決算会見で自社の株式時価総額が初めて1兆円を超えたことについて「2015年度に目指している計画が十分実現可能であり、さらにそれを上回る収益をマーケットから期待をされている」と述べた。

高橋専務は「昨年の5月に中期経営計画の目標数値を従来の(想定為替レートを)対ドル90円から同80円でも1200億円の(営業)利益を上げるという(修正を)発表した。しかしその時の当社の株価は600円で反応はなかった。これは取りも直さずマーケット参加者にとって私どもが発表した同80円で1200億円は達成が危うい、信用されてなかったと私は理解をした」と振り返った。

「昨今の色々な経済環境、為替状況の変化はあるにしろ、株価が非常に上がってきたのは我々の2015年度に目指している計画が十分実現可能であり、さらにそれを上回る収益をマーケットから期待をされていると受け止めている。これは大変重いマーケットからの声というふうに私ども経営陣は受け止め、今後の経営にあたっていきたいと思っている」と述べた。

《小松哲也》

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