トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は2月1日、1月のインド新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は1万3329台。前年同月比は23.4%減と、3か月連続で前年実績を下回った。
販売が落ち込んだ要因が、2010年12月に発売したインド向け戦略コンパクト、『エティオス』シリーズの失速。同車の販売は、2012年9月以降、前年実績割れが続く。
また、TKMは2012年3月から、エティオスの輸出を開始。1月は1791台を南アフリカに向けて出荷した。TKMによると、すでに累計1万5120台が輸出されたという。
トヨタの1月のインド販売は、2012年12月との比較では、10.4%の伸び。TKMのサンディープ・シン常務は、「インド新車市場は、とくに乗用車が減速傾向。しかし2013年後半には改善するだろう」とコメントしている。