デンソー第3四半期決算…円安で業績見通しを上方修正

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デンソー smart G-BOOK ARPEGGIO e燃費(参考画像)
  • デンソー smart G-BOOK ARPEGGIO e燃費(参考画像)
  • デンソーが開発した新型ミリ波レーダー(参考画像)

デンソーが発表した2012年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比128.9%増の1879億円と大幅増益となった。

売上高は、日本での車両生産の回復や、北米・豪亜地域の好調な車両生産により、同16.0%増の2兆5693億円と大幅増収。

収益も、円高による為替差損があったものの、売上増加による操業度差益により、大幅に改善。経常利益は同119.6%増の2115億円、四半期純利益は、同259.7%増の1308億円と、いずれも大幅な増益となった。

通期業績見通しは、為替の円安進行等を見込んで、上方修正。売上高は前回予測から1.2%増の3兆4500億円、営業利益は同6.7%増の2400億円、経常利益は同8.2%増の2630億円、最終利益を同15.9%増の1600億円とした。

為替レートについては、第4四半期の前提を1米ドル=85円、1ユーロ=115円と設定、年間では1米ドル=81円、1ユーロ=105円となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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