1月31日ビー・エム・ダブリュー ジャパンは、MINIブランドで『クラブマン』をベースにトランクルームを拡大したモデル『クラブバン』の発売を開始した。
クラブバンは2012年3月、ジュネーブモーターショー12に、MINI『クラブバンコンセプト』として出品されたコンセプトカーの市販版。コンセプトではお洒落かつプレミアムな商用車としていた。
後席を無くしたクラブバンは、トランクルームを拡大し使い勝手に優れる荷物スペースを確保した。MINI マーケティング プロダクト・マネジメント・マネージャー 佐藤毅氏は、「荷室が860リットルで、MINI最高値。いろいろな物を持って行けます。荷物であったり、スポーツギアであったり。それから、ユーザーさんの夢と希望を乗せて、たくさん走ることができます」と語る。
ターゲットユーザーは2種類と話すのはMINI クラブバン ローンチ・マネージャー 松本亮氏。「1種類目は商業用としての使い方。企業様や個人事業主の皆様が、営業用としてプロモーションカー、もしくは移動用として使って頂くことを想定しています」とした。
さらに、「もう1種類の方は、個人のお客様です。リア・サイド・ウィンドウのところには、お客様が独自でデザインを作って頂いてステッカーを貼って頂くような、MINIならではのユニークなコンセプトがありますので、そういったところを最大限に活かしながら、個人のお客様にも楽しんで頂きたい」と話した。
発売されるのはMINI クーパー クラブバンで1.6リットル直列4気筒エンジンと6速ATの組み合わせのみ。価格は282万円から。