秩父市内の酒蔵会社、武甲酒造と矢尾本店は、「鐵の道プロジェクト」の一環として、秩父鉄道応援酒「鐵の道」を発売した。
「鐵の道」とは、ローカル鉄道沿線の酒造会社が、ローカル鉄道を応援する日本酒を開発・販売し、鉄道と酒造会社が一体となって地域を活性化していく、一般社団法人・洸風座(こうふうざ)による取り組み。
秩父鉄道応援酒「鐵の道」は、武甲酒造と矢尾本店がそれぞれ純米酒を醸造。武甲酒造の商品は、秩父の名峰・武甲山の伏流水と厳選された酒造米と米麹だけを使用した、日本酒本来のうまみとコクをもつ、秩父地方で愛飲されている代表的な地酒。価格は1400円(4合瓶)。
矢尾本店の商品は、酒造好適米の美山錦をきめ細かに磨き上げたこだわりの純米酒。コクがあり、コメの旨みをしっかり引き出した芳醇でふくらみのあるお酒。価格は1470円(4合瓶)。
それぞれの応援酒のラベルは埼玉県立秩父農工科学高等学校書道部の生徒が手がけており、購入者プレゼントとして、埼玉県立秩父高等学校美術部の生徒作品をあしらった「SLポストカード」が用意されている。
また、秩父鉄道では、応援酒「鐵の道」記念入場券を発売。D型硬券1枚(30×80mm)に秩父高校美術部の生徒が描いたイラストを使用したポストカード2枚セット付きで、価格は160円。