エアバス主催のコンテストに約100チームが第2ラウンド進出

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エアバス、コンテスト「フライ・ユア・アイデア」
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  • エアバスA320neo(参考画像)

エアバスは、未来の航空輸送を描く斬新なアイデアを募集するコンテスト「フライ・ユア・アイデア2013」で、世界中の大学生の約100チームが第2ラウンドに進出したと発表した。

第2ラウンドに進出した100チームのうち、日本の大学からは東京大学から2チーム、早稲田大学から1チームの計3チームが選出された。合計13人の学生が今後2次審査に臨む。また、もう1人日本人の学生がオーストラリアのRMIT大学のチームから第2ラウンドに進んでいる。

第2ラウンドに進出した約100チームのうち、地域別では最も多いのがアジア太平洋地域の大学からのチームで全体の49%、次いで欧州の大学が37%、米国の大学が8%、アフリカの大学が3%、中東の大学が3%となっている。

今回が3回目となるフライ・ユア・アイデア2013には600チーム以上が参加した。参加学生数は前回のコンテスト参加者数の約2倍に増えた。

2次審査は2013年4月12日まで行われる。この間、エアバスの従業員が各チームについてサポートし、チームはそれぞれのアイデアをより深く精査していく。

コンテストは世界中の大学生を対象に、より持続可能な航空産業を実現させるための画期的なアイデアを募集するもの。コンテストは3次審査まであり、エアバス従業員、業界の専門家らが審査する。

最終審査に選出された5チームは2013年6月12日にドイツ・ハンブルクのエアバス施設で発表する。授賞式は6月13日にUNESCO(国際連合教育科学文化機関)のパリ本部で開催される予定で、最優秀賞チームには賞金3万ユーロ、2位のチームには1万5000ユーロが贈呈される。

《レスポンス編集部》

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