【キャデラック ATS 発表】4気筒でもパフォーマンスに不足なし

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ゼネラルモーターズ・ジャパンが3月より導入を開始するキャデラック『ATS』は、同セグメントの競合車に対抗すべく、パフォーマンスに力を入れて開発された。

ゼネラルモーターズ・ジャパンコミュニケーションズ/R&Dサイエンスオフィスディレクターのジョージ・ハンセンさんによると、「FRの全く新しいアーキテクチャを採用しており、日本では、最新の4気筒2リッター直噴ターボエンジンで可変バルブタイミングを採用しています」という。「パフォーマンス的にクラスの中でもリッターあたりの出力は高く、276馬力とパワーもあります。1500rpmから5500rpmまで353Nmのトルクをフラットに発生と非常に面白いエンジンに仕上がっています」と自信を見せる。

しかし、4気筒エンジンを搭載したキャデラックという、これまで6気筒以上のエンジンを搭載していたイメージとのギャップをどう考えるのか。ハンセンさんは、「いま、アメリカでもダウンサイジングという流れがあり、燃費なども考慮しなければいけません。また、エンジンマウントに自動調整機能がありますので、4気筒の少しラフな振動が解消されています。さらに、オーディオのノイズキャンセリング機能も搭載されていますので、非常に静かになっています」と問題がないことを強調した。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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