1月17日、カナダで開幕したモントリオールモーターショー13。三菱自動車のブースでは、新型『ミラージュ』が北米初公開された。
この新型ミラージュ、モントリオールモーターショー13では車名は決定しておらず、三菱の「新型サブコンパクトカー」という紹介にとどまった。すでに同社は、新型ミラージュを北米市場へ投入することを決めているが、正式発表時には別の車名が用意される可能性が出てきたといえる。
新型ミラージュは、カナダ市場では2013年秋、発売予定。タイで製造され、1.2リットル3気筒ガソリン「MIVEC」エンジン(最大出力74ps、最大トルク10.2kgm)に、5速MTまたはCVTを組み合わせる。
現地では、GMのシボレー『スパーク』、ヒュンダイ『アクセント』、サイオン(トヨタ)『iQ』などをライバル視。同社はとくに、新型サブコンパクトカーの燃費性能の高さをアピールする戦略だ。
ミツビシ・モーター・セールス・オブ・カナダの藤岡眞社長兼CEOは、「2014年モデルの新型サブコンパクトカーは、運転して楽しく経済的、クリーンで価格も手ごろ。発売が待ち遠しい」とコメントしている。