全体相場は小反発。
円相場の落ち着きを受け、寄り付きは輸出関連株を中心に買いが先行。後場入り後、円高に振れたことで一時1万500円台を割り込む場面もあったが、引けにかけて持ち直した。
平均株価は前日比9円20銭高の1万609円64銭と小反発。
自動車株は円相場の動向に神経質な動きとなったが、大手各社は反発。
トヨタ自動車が55円高の4210円と反発。
ホンダが55円高の3335円、日産自動車が2円高の868円と反発。
ダイハツ工業、日野自動車、いすゞがしっかり。
一方、マツダが4円安の197円と200円台割れ。
スズキ、富士重工、三菱自動車がさえない。
大手外資系証券が自動車業界の投資判断を中立の「インライン」から強気の「アトラクティブ」に変更。同証券では日系自動車メーカーの収益改善は短期にとどまらないと判断している。