東京ガスとパナソニックは、家庭用燃料電池「エネファーム」の新製品を共同開発したと発表した。
パナソニックは、東京ガスと共同で開発した「燃料電池ユニット」を製造し、東京ガスの子会社から調達する「貯湯ユニット」および「バックアップ熱源機」と組み合わせて東京ガスに供給。東京ガスは、4月1日から新製品を発売する。
新製品は、部品点数の削減などにより現行品よりも約76万円低価格の199万5000円を実現するとともに、総合効率は世界最高となる95.0%(LHV)を達成した。なお、エネファームの価格が200万円を下回るのは日本で初めてとなる。
また、奥行き寸法の削減や、バックアップ熱源機の貯湯ユニットからの分離などにより、さまざまな設置スペースに柔軟に対応できるようになった。
さらに、リモコンに日本で初めてカラーディスプレイを標準装備。画面も大型化することで、文字やグラフを見やすくした。