バイク王2012年11月期決算、買取・販売低迷で営業赤字に転落

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バイク王&カンパニーが発表した2012年11月期の単独決算は、営業損益が2億2700万円の赤字となった。

売上高は前年同期比11.3%減の207億6800万円と2ケタの減収となった。

費用対効果の悪化している広告媒体への出稿を削減するなど、一部の広告宣伝費を抑制した結果、前年同期と比べ申し込み件数が減少した。これを改善するため、9-11月期に前年同期を上回る広告出稿を実施したが、申し込み件数の減少をカバーできなかった。

加えて、出張買取成約率の申し込みから仕入までの主要な営業指標が前年同期を下回ったこともあり、販売台数が減少した。

オークション相場の動向もあって平均売上単価、平均粗利額も前年同期を下回って推移した結果、経常損益は9200万円の赤字だった。当期損益は6200万円の赤字だった。

今期の業績見通しは売上高が同3.1%増の214億0300万円、営業利益が9600万円、経常利益が2億2400万円、当期純利益が7300万円と黒字転換を予想する。

《レスポンス編集部》

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