2012年までザウバーで小林可夢偉のチームメートを務めていたセルジオ・ペレスが、可夢偉のF1復帰を予言した。
ペレスは今季からのマクラーレンのシートを掴み、小林はザウバーから放出されてF1浪人と両者の運命は分かれた。ザウバーはフォースインディアからニコ・ヒュルケンベルクを引き抜く一方で、お抱えのリザーブドライバー、エステバン・グティエレスをレギュラードライバーに昇格させたばかり。
ペレスと小林の2012年の得点差は6ポイントだけペレスが優位で、予選のパフォーマンスで見る限りその実力は伯仲していた。 小林を一番近くから見ていたペレスはこう語る。
「小林は立派なドライバーとして、また一人の人間としても立派にチームに貢献してきた。小林の進路については同情するけど、でも大丈夫! 彼は必ずF1に帰ってくる。彼ほどのスピードがあればどこのチームでだって通用するし、もしかすると来年にもF1復帰するかも知れないよ」
小林は2013年のシートを確保すべく資金集めに奔走したものの、クリスマスの少し前に今季ドライブ断念を公式に表明した。