フォードモーターの中国法人、フォードチャイナは1月7日、2012年の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、新記録となる62万6616台。前年比は21%増と伸びた。
フォードモーターの中国合弁には、乗用車の長安フォードマツダ(CFMA)と、商用車の江鈴汽車(JMC)の2社がある。
長安フォードマツダの2012年販売のうち、フォードブランドは41万8500台と過去最高。前年比は31%増と大きく伸びた。販売の主力は、2012年4月に発売された現地生産車の新型『フォーカス』。2012年は29万6360台を売り上げ、再び車名別の販売ランキングのナンバーワンに君臨した。
また、江鈴汽車の2012年実績は、新記録となる20万0008台。前年比は3%増だった。こちらは、商用車の『トランジット コネクト』が主力車種。
なお、2012年単月のフォードモーターの中国新車販売台数は、12月としては過去最高の7万0510台。前年同月比は43%増と、9か月連続で前年実績を上回った。
フォードモーターチャイナのジョン・ローラー会長兼CEOは、「2012年の販売結果は、高品質で安全、燃費性能に優れるフォード車が顧客に支持された証」とコメントしている。