カンボジアで生かされる日本企業の情報通信セキュリティシステム

セキュリティ情報提供企業で日本企業との合弁会社であるE Security Services(プノンペン市)のグランドオープニングセレモニーが、カンボジアのソー・ケン副首相兼内務大臣ら出席のもと1月3日、プノンペンにて行われた。

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セキュリティ情報提供企業で日本企業との合弁会社であるE Security Services(プノンペン市)のグランドオープニングセレモニーが、カンボジアのソー・ケン副首相兼内務大臣ら出席のもと1月3日、プノンペンにて行われた。

同社は、情報通信システム機器開発のサクサ(東京都港区)、情報通信コンサルタントのフォーバル(東京都渋谷区)、警備会社を傘下に持つカンボジア現地企業SCI(プノンペン市)の3社による合弁会社。

同社が導入した、管制センターを設けインターネットカメラやセンサーで遠隔監視する警備システムは、カンボジアでは初。このシステムにより得た異常警報等の情報を、警備員を派遣する民間警備会社やカンボジア国家警察と共有し、カンボジアの強固な警備システム構築に生かすと発表した。

セレモニーであいさつに立ったソー・ケン副首相兼内務大臣は、同社とカンボジア国家警察の協力による新しい警備体制のもと、より安心で安全なカンボジア社会の実現に向けて取り組んでいきたいと述べた。

これまで低い人件費に頼った人的警備が警備サービスの中心であったカンボジアで、日本企業2社の培った高い技術とサービスが生かされ安全が守られることが期待される。

編集部

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