イタリアの自動車大手、フィアットは12月26日、欧州でフィアット『500』の新グレード、「500S」を発表した。
この500Sは、標準モデルと高性能仕様の「アバルト」の間を埋める新グレードとして開発。外観は、専用バンパーやサイドスカート、リアスポイラー、専用アルミホイールなどで構成されるスポーツパックを標準装備している。
インテリアは、バケットシートや本革巻きステアリングホイール&シフトレバーを採用。シートやステアリングホイール、シフトレバーは、赤いステッチ入り。ダッシュボードやシートには、500Sのロゴが添えられた。
エンジンは、アバルト以外のガソリンとディーゼルが選択可能。フィアット自慢の排気量0.9リットルのダウンサイジングユニット、2気筒ガソリンの「ツインエア」も選べる。
フィアットは500と『パンダ』で、激戦の欧州Aセグメントを制し続けている。フィアットはこの500Sの投入で、欧州Aセグメントでの存在感を増す方針だ。