太陽の至とされる日は同時に、マヤ文明の暦で世界が終わる日とされていた。
ククルカンの寺院としても知られるピラミッドは、高さ30m、基底部の幅は55m。
マヤ人は熟達した天文学者であり、数学者でもあった。正確に星々の周期的な動きを使い、太陽、月、他の惑星によって時間を計り、カレンダーとしても活用できるピラミッドを構築した。
ユカタン半島の偉大なマヤ文明の中心の一つである、チチェン・イッツァの中央にあるピラミッドの上空に上るオリオン座。このドラマチックな画像は、世界が終わらなかったことへのお祝いと考えても良いのではないだろうか。
画像を抑え、公開したNASAの粋な計らいだ。