12月24日、セスナ社がスイスのチューリッヒとドイツのデュッセルドルフのジェット飛行メンテナンス・修理・検査(MRO)施設を購入する契約を締結、セスナのグローバルサービスのさらなる拡大に乗り出した。
双方の施設はセスナ・サイテーション・サービスセンターとして、2013年1月1日から業務を開始する。ジェット飛行については両方のロケーションにあるFBO施設で引き続き業務を行う。
チューリッヒとデュッセルドルフのサービスセンターは、施設に保管されているサイテーション業務ジェットや他のメーカーの飛行機の包括的な修理・メンテナンス・検査・改修・カスタマイズサービスなどにワンストップ・サービスを提供する。
セスナが運用するサイテーション・サービスセンターと同じく、チューリッヒとデュッセルドルフのサービスセンターは、顧客の飛行機を維持するためのコストを削減することを可能にするセスナのプロアドバンテージ・プログラムを含む追加サービスを提供する。
セスナは現在、施設によって運用される合計15のサイテーション・サービスセンターをヨーロッパ、アメリカ合衆国、シンガポール各地に置いている。これに加えてセスナはチューリッヒ、デュッセルドルフ、ドンカスター、バレンシアを始めとするヨーロッパ、中東やアフリカ地域の各地において、セスナ・サービスネットワークの拡大を行なう。