【ベントレー コンチネンタルGTスピード 発表】330km/hでクルーズ出来るラグジュアリーグランドツアラー

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ベントレー・コンチネンタルGTスピード
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ベントレーモーターズジャパンから発表された『コンチネンタルGTスピード』は、最高速330km/hを誇るグランドツアラーだ。

「ベントレーの今回の挑戦は、高い洗練性とスタビリティ、そして、製品信頼性を持ちながら、330km/hでクルーズすることの出来るラグジュアリーグランドツアラーを作るということです」とは、同社マーケティングPRマネージャーの横倉典さんの弁。

このことを実現させるために、「NVH(ノイズ、バイブレーション、ハーシュネス)では、アンダーパネルやホイールアーチの内側などのすべてにアコースティック素材を施した防音加工を採用しています」

また、ブレーキ性能も、「8ポットのブレーキキャリパーが付きますが、ローターはフロント405mm、リアは335mmと大型のブレーキローターで、オプションでカーボンのブレーキローターを選ぶことも出来ます」という。

さらに、サスペンションは、「車高が(標準車より)1cm低くなっています。それに伴い、フロントキャンパー角を15%増やし、スピードが出ることから、スプリングレートを、フロントで45%、リアで33%固くしました。また、アンチロールバーも53%ほど固く再設定しています」と説明する。

そして、「クーリングシステムに関しては、1分間に4000リットルの空気をラジエーターに送り込めるような仕組みを採用しました。エアロダイナミクスも、アンダーパネルの変更がメインですが、7.5%揚力を減少させ、また、クルマ全体のダウンフォースも8%向上させました」。さらに、「リアスポイラーの形を少し変更しており、これにより約125kgのダウンフォースが得られているような改良が施されているのです。アルミホイールは15%ほど軽く、剛性79%アップしています」とし、「ほぼ走りに徹した改良がおこなわれたクルマがこのコンチネンタルGTスピードなのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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