日本自動車工業会の豊田章男会長は12月20日の定例会見で、国内新車市場についてエコカー補助金切れに伴う反動減は限定的としながらも、「来年1月以降も当分の間、前年比でマイナスが続く」との見通しを示した。豊田会長は「11月の四輪車販売は約39万4000万台、前年比99.6%で、3か月連続のマイナスとなった。これはエコカー補助金終了で普通車や小型乗用車が落ち込んだことによる影響だと思っている。ただし軽自動車は前年比でプラスとなっており、反動減は限定的であったとみている」と述べた。ただ、「今後については前年12月末以降に補助金(復活)による盛り上がりがあったため、来年1月以降も当分の間、前年比でマイナスが続く」とも指摘した。その一方で「わくわくするクルマをメーカー各社が切磋琢磨して造り続けていくことが非常に大切と思っております。自動車各社がいわばメーカーの枠を超えてクルマやバイクの楽しさを発信していくことが必要」とも語っていた。
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