フォードモーターのロシア合弁、フォードソラーズは12月17日、サンクトペテルブルク工場の操業を、一時的に見合わせることを明らかにした。
ソラーズは、ロシアの自動車製造・販売・リース会社。トヨタやマツダ、いすゞと合弁事業を展開している。フォードモーターとは、2011年に2月に提携。サンクトペテルブルク工場では現在、『フォーカス』や『モンデオ』を生産中だ。
フォードソラーズの広報担当によると、サンクトペテルブルク工場では12月17日から12月末まで、稼働を一時中止。新年休暇の後、2013年1月9日から操業を再開するという。
同工場では2012年11月にも何度か、操業を一時見合わせた。この際は、モンデオ用の部品の供給が滞ったのが理由とされた。
年内の稼働停止の理由に関して、フォードソラーズの広報担当は、「部品のサプライヤーを変更することに伴い、製造ラインを改修する必要が生じたため」と説明している。