全体相場は3日ぶりに反落。円相場が1ドル=84円近くまで下落したことを受け、後場入り後は輸出関連株を中心に堅調。しかし、16日の総選挙を控えて手控えムードが強まり、引けにかけてじり安となった。平均株価は前日比5円17銭安の9737円56銭と小反落して終了。自動車株は高安まちまちとなった。ホンダが5円安の2829円と小幅ながら3日続伸。スズキが33円高の2027円と続伸。インド子会社の販売好調が買い材料。11月のインドの乗用車販売台数は前年同月比3.9%増と減速気味な中にあって、インド子会社の販売台数は9.7%増と好調な伸びを見せている。マツダ、富士重工もしっかり。一方、日産自動車が3円安の785円と3日ぶりに反落。いすゞ、ダイハツ工業、三菱自動車、日野自動車がさえない。トヨタ自動車が3600円で変わらず。