産業能率大学は、経営トップが選ぶ2012年に最も優れていた社長「社長が選ぶ今年の社長 2012」を発表。第1位には日本航空名誉会長の稲盛和夫氏が選ばれた。JALの経営危機を短期間で克服し、再上場させた手腕を評価する声が多かった。
調査は11月22日から12月4日まで、従業員数10人以上の企業経営者を対象にインターネット調査を実施、445人から回答を得た。
2位は、昨年トップだったソフトバンクの孫正義氏で、トップとの差はわずか5票差だった。3位はファーストリテイリングの柳井正氏、4位にはトヨタ自動車の豊田章男氏が入った。
また、来年注目する会社を聞いたところ、シャープがトップだった。2位にパナソニック、5位にソニーが入っており、テレビを主力としてきた3社の今後の行方を経営トップたちが注目している