CLUB ZAGATO GIAPPONE 2012 in NUMAZU 芝生の上でコンクールデレガンスのように

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トヨタモデリスタ・VM180ザガート
  • トヨタモデリスタ・VM180ザガート
  • アルファロメオ・TZ1(手前)と同SZ2(奥)
  • アルファロメオ・SZ2(手前)と同TZ1(奥)
  • ランチア・フラミニア スポルト ザガート 2.5 3C
  • OSCA・1600GTS(左)とマセラティ・スパイダーザガート(右)
  • アルファロメオ・ジュニアZ
  • アルファロメオ・SZ(手前)と同2600SZ
  • フィアット・ザガート750GT MM

イタリアのカロッツェリア、ザガートを愛する人たちで構成されるクラブザガートジャポネ。このクラブのイベントも今年で3回目を迎えた。

これまでの念願であった、芝生の上での開催が出来た今回は、スペースの都合上40台強のエントリーに抑えたと事務局関係者は述べる。それでも、個性的なザガートモデルが会場を埋め尽くし、エントラントや見学者たちから、まるで海外のコンクール会場みたいという声が聞かれたことから、主催者の意図は十分理解されたようだ。

ザガートの本拠地がイタリアのミラノということもあり、ほとんどの参加車は、アルファロメオやアバルト、ランチアであったが、その中に2台、日本車があった。一台は『ザガート ガビア』、もう一台はトヨタモデリスタ『VM180ザガート』である。ガビアは2代目日産『レパード』をベースに30台生産されたといわれている。また、VM180ザガートはトヨタ『MR-S』をベースにしたモデルで、100台ほどが生産されたと伝えられている。このように、普段見ることの出来ない、カロッツェリアザガートが手掛けたモデルを一堂に見ることが出来るのも、このイベントの大きな特徴だ。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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