タイの石油・天然ガス大手のPTTは、石油化学製品と石油精製施設を建設するためのファージビリティ調査を、カンボジアとインドネシア、及びミャンマーで実施すると発表した。
カンボジア国家石油機構(CNPA)は「実現すれば地場産業に利益をもたらすだろう」と述べている。
カンボジアでは昨年、中国の "China National Automation Control System Corporation" 及び "China-Sino" と共同で、カンポットに国内初の製油所を建設する計画の合意をしている。
また、アメリカのシェブロン社にもシハヌークビル沖合の石油開発のライセンスを与えている。が、計画は2016年に延期となっている。この計画では、政府は製油所の総収入の70~80%、年5億ドルを得られる見込みだ。
製油所が新たに建設されれば価格競争により、消費者もメリットを享受することが期待されている。