J.D.パワーアジア・パシフィックは、自動車先進技術(アクティブセーフティー技術および車内IT技術)の今後利用意向実態調査の結果を発表した。
調査は、新車購入者かつナビゲーション購入者を対象に、インターネットアンケートを実施し、約8600人から回答を得た。
今回、「衝突回避および被害緩和システム」「次世代ヘッドアップディスプレイ」「車間自動調整機能付クルーズコントロール」「車線逸脱回避システム」「自然言語による音声認識」「電子デバイスと車両純正スクリーンの連携」「クラウド データ ストレージ」「ディスプレイオーディオ」「フィンガーパッドによるカーナビの操作」という9つの先進技術についての興味・関心を聴取。
調査によると、興味意向のトップは「衝突回避および被害緩和システム」、2位は「次世代ヘッドアップディスプレイ」、3位は「車間自動調整機能付クルーズコントロール」だった。現時点では予防安全を担うアクティブセーフティー技術への意向が、車内IT技術より高い結果となった。
また、車内IT技術に関しては、50代以上が、50代未満と比べ、ほぼ全ての領域で興味意向が低い結果となった。購入意向に関しても、車内IT技術よりもアクティブセーフティー技術に関して、50代以上が高く、許容できる費用も高いことがわかった。