【F1 USGP】予選…ベッテルがオースティンの初ポール奪取、小林16位

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レッドブル(2012年USGP)
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初開催となったUSGPでセバスチャン・ベッテルがポールポジションを制した。年間タイトルを争う一方の雄フェルナンド・アロンソは9位と振るわない。

最後のQ3バトルは、誰もがタイヤの能力を引き出すためにロングランで臨み、残り2分でベッテルが1'35.877を出した。ベッテルがすでに減速した頃、ルイス・ハミルトンが0.051秒差まで迫った。ベッテルは再びフライングラップに転じて、1'35.657を叩き出す。

最後の周回を続けるハミルトンは、この時セクタータイムでは強力なラップを刻んでいたが、結果的には0.1秒足りなかった。それでもレッドブルのフロントロウ独占は阻止できた。

ロータスはロマン・グロージャン4位、キミ・ライコネン5位で強力さを示したが、グロージャンはギヤボックス交換による5位降格が決まっている。ロータスのペナルティは、ミハエル・シューマッハのトップ5入りを許した。

アロンソは、Q3でタイヤの能力が出ず、フライングラップから次のフライングラップまで、必死でタイヤを温めたが、結果は9位タイム止まりだった。フェラーリのチームメート、フェリペ・マッサはタイヤの扱いがやや優り7位となった。

気になるザウバーだが、金曜日からタイヤウォームアップの問題に苦しめられ、同じ問題が予選でも発生、セルジオ・ペレスが15位、小林可夢偉も16位と、結果は振るわなかった。

USGP 予選結果

1: ベッテル(レッドブル) 1'35.657
2: ハミルトン(メルセデスAMG) 1'35.766
3: ウェーバー(レッドブル) 1'36.174
4: グロージャン(ロータス) 1'36.587
5: ライコネン(ルノー) 1'36.708
6: シューマッハ(メルセデスAMG) 1'36.794
7: マッサ(フェラーリ) 1'36.937
8: ヒュルケンベルク(フォースインディア) 1'37.141
9: アロンソ(フェラーリ) 1'37.300
10: マルドナド(ウィリアムズ) 1'37.842

Q2落ち
11: セナ(ウィリアムズ) 1'37.604
12: バトン(メルセデス) 1'37.616
13: ディレスタ(フォースインディア) 1'37.665
14: ベルニュ(トーロロッソ) 1'37.879
15: ペレス(ザウバー) 1'38.206
16: 小林(ザウバー) 1'38.437
17: ロズベルグ(メルセデス) 1'38.501

Q1落ち
18: リチャルド(フェラーリ) 1'39.114
19: グロック(マルシャ) 1'40.056
20: ピック(マルシャ) 1'40.664
21: ペトロフ(ケータハム) 1'40.809
22: コバライネン(ケータハム) 1'41.166
23: デラロサ(HRT) 1'42.011
24: カーティケヤン(HRT) 1'42.740

107% time: 1'43.317

《編集部》

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