出光興産、インドネシア石炭生産会社に資本参加

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出光興産は、インドネシアの石炭生産会社バラムルチグループのバラムルチ・サクセサラーナ(BSSR)の株式を3%取得したと発表した。

出光は今後、BSSRが南カリマンタン州に保有するAGM鉱山から産出する石炭を日本とアジア向けに販売する。

バラムルチグループは、複数の石炭鉱山会社を運営するインドネシアの石炭生産会社グループ。AGM鉱山は、その中でも最大の鉱山で、インドネシアの南カリマンタン州バンジャルマシン市から約100km北東に位置し、低硫黄・低灰分の亜瀝青炭を生産している。AGM鉱山は、BSSRが保有し、2014年末までに年産700万tを生産する計画で、2015年以降は更に増産する予定。

日本を含めたアジアでは、石炭火力発電所の新設が多く予定されており、一般炭、亜瀝青炭の需要増大が見込まれている。出光は豪州で石炭鉱山事業を展開しているが、アジア向けに輸出を増加させているインドネシア炭をラインナップすることで、アジア地域の顧客ニーズに対応する。独自の石炭燃焼技術・環境技術を活用、日本、アジア諸国で、より一層の安定供給と事業拡大に取り組む。

《レスポンス編集部》

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