【メルセデスベンツ Mクラス 発売】ハイパフォーマンスモデルは専用デザインで

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メルセデス・ベンツ ML63AMG(欧州仕様)
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メルセデス・ベンツ日本から発売された、新型『Mクラス』のトップモデルである『ML63AMG』は、専用のデザインや装備が施されている。

都内で行われたジャーナリスト向け試乗会において、同社商品企画・マーケティング部商品企画1課の伊藤節弥氏は、「非常にアグレッシブなスタイリングとなりました。特にフロントマスクからフェンダーにかけては専用デザインで、迫力を持たせています。また、リアビューも専用デザインです」と説明する。

パワートレインは、「最新鋭の5.5リットルV8直噴ツインターボエンジンを搭載。このカテゴリーではトップレベルの525馬力、700Nmを実現しました」という。また、「組み合わされるトランスミッションは、7Gトロニックプラスという最新の効率の高いトランスミッションです。エコスタートストップ機能と相まって、燃費も向上しました」と述べる。

シャシー面では、「4MATIC、エアサスもAMG専用チューンとなり、優れたハンドリング性能と乗り心地を実現しています」と話す。そして、特にML63AMGだけの特徴的なシステムであるACTIVE CURVEシステムについて、「いわゆるロール制御をします。具体的には油圧式のアクチュエーターによって、アンチロールバーの硬さを変えるという凝ったシステムを採用しています」

オプションで、AMGパフォーマンスパッケージが今回から用意された。これは、「エンジンの出力向上、そして専用の内装周り、赤いキャリパーのブレーキ、こういったものがセットとなります」と伊藤氏。特にエンジンに関しては、「ターボの過給圧を、1.0berから1.3berに上げて、出力は32馬力アップの557馬力、トルクは760Nmとプラス60Nmとし、まさにSUVの最高峰というパフォーマンスを実現しています」。他のオプションは、「インテリアでは、より高級感が増すdesignoエクスクルーシブパッケージ、あるいは、サウンドシステムでは、世界的なオーディオメーカーであるB&OのAMG専用のサウンドシステムもオプションとして用意しています」とその特徴を語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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