1-9月のフェラーリ決算、純利益は7.6%増

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フェラーリは11月7日、2012年1‐9月期の決算を明らかにした。

同社の発表によると、2012年1‐9月期の売上高は、前年同期比10%増の17億6400万ユーロ(約1800億円)。純利益は1億5240万ユーロ(約155億円)で、前年同期に対して7.6%増加した。

好調な業績を後押ししたのが、新車販売。2012年1‐9月は、前年同期比6%増の5267台を販売。その内訳は、米国が26%増の1354台で、最量販市場。中国(香港と台湾を含む)が7%増の566台でこれに続いた。ドイツは9%増の534台。英国では、37%増の504台と急増する。

また、中東は2012年1‐9月、274台を販売。日本は前年同期比20%増の214台。地元イタリアは、信用不安の影響で238台にとどまり、前年同期比49%減と失速した。

車種別では、『FF』などの12気筒エンジン車が、前年同期比22%の伸び。8気筒エンジン車では、『カリフォルニア』や『458スパイダー』の販売が好調だったという。

フェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、「経済情勢が厳しさを増す中で、フェラーリは優れた業績を達成した」と述べている。

《森脇稔》

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