フォルクスワーゲングループジャパンは7日、2008年4月に届け出たリコールで、販売店への作業指示が不十分だったとして、再度ユーザーに通知を行い改善作業を再実施すると報告した。
対象となるのは、「VWパサート2.8 V6 4モーション」など計3車種で、対象範囲は2008年のリコールと同様2001年9月25日~2004年12月28日に輸入された4072台。
燃料タンク上部の樹脂製空気調整弁(ベンチレーション・バルブ)に応力が生じるようにホースが組み付けられたものがあるため、調整弁に亀裂が発生し、燃料が漏れるおそれがある。
全車両、ホースを点検して不適切な場合はホースを正しく組み付ける。調整弁が損傷している場合は燃料タンクを新品と交換する。
不具合発生件数は16件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。