トヨタ自動車の小澤哲副社長は、ハイブリッドカー『アクア』について「今の時代を映している車ではないかなと思う」と話した。小澤副社長は11月5日に都内で開いた決算会見後一部報道陣に対し語った。
アクアは2011年12月の発売直後から人気を集め、翌1月の販売では登録車4位、4月以降は『プリウス』に次ぐ2位につけ、9月の販売ではプリウスに52台というところまで肉薄した。
小澤副社長は「スタイル、さらに環境にも良い。それから復興に役立つ、(トヨタ自動車東日本の)岩手工場で造っているので、そういう意味で今の時代を映している」と述べた。
また今後の国内販売に対する取り組みとして「例えば『お台場学園祭』でやったような、色々な形で車にお子さんの時から興味を持って頂く、そんな息の長い取り組みが必要なのではないかなと思っている」と語った。