サンパウロモーターショー12で、フォードはプラグインハイブリッドのコンセプトカー『Evos』を出展した。2011年のフランクフルトモーターショーで公開された同車は、クラウドを用いてドライバーをサポートするのが特徴だ。
Evosは、ドライバーのカレンダーや各種オンラインサービスに接続、運転パターンなどを学習してドライバー個人に応じた予測・対応を行う。スケジュールを確認して出発スケジュールを予測し、エアコンで快適な温度に設定してくれるなどがその一例だ。
デザインには、フォードの新しいデザイン言語を導入。同社によると、このフロントマスクに次世代フォード車のヒントが隠されているという。ボディサイズは、全長4500×全幅1970×全高1360mm、ホイールベース2740mm。躍動感のあるフォルムが目を引く。
インテリアは、ドライバー重視の空間。4シーターのレイアウトを採用する。同社の車載テレマティクス、「SYNC」をはじめ、インフォテインメントシステムの充実が図られた。
パワートレインは、プラグインハイブリッド。二次電池はリチウムイオンバッテリー。フォードによると、最大航続距離800km以上となる見込みだ。