全体相場は8日ぶりに反落。
米国市場の急落を受け、寄り付きは売りが先行。中国株の上昇を好感し一時プラス圏に浮上したが、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表を控えて模様眺め気分が支配的になった。
引けにかけて伸び悩み、平均株価は前日比59円95銭安の8954円30銭と反落。4日ぶりに9000円台を割り込んだ。
自動車株は全面安。
日産自動車が12円安の690円と3日続落し、10月18日以来の700円台割れ。タイでの生産増強に乗り出す構えだが、足元の中国市場での苦戦が売りを誘っている格好。
トヨタ自動車が50円安の3095円、ホンダが57円安の2555円と続落。
富士重工、マツダ、日野自動車が反落。
全面安の中、スズキが46円高の1796円と続伸。チャイナリスクの顕在化を背景に、インド市場への強さに注目した買いが継続しているもよう。
三菱自動車が69円で変わらず。