米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)が、「交換用部品として米国に導入された中国製エアバッグに、作動不良などの問題がある」として、異例の警告映像をネット上で公開している。
これは10月10日、NHTSAが公式サイトで公開したもの。補修部品として中国から輸入されたエアバッグ(非純正品)の中に、衝突の際の安全性能が確保されていないものがあるとして、そのテスト映像を公開したのだ。
映像では、事故の際に展開したエアバッグから金属片が飛び散り、乗員を負傷させるリスクを指摘。NHTSAによると、この中国製エアバッグは、レクサス、アキュラ、インフィニティ、メルセデスベンツ、BMW、アウディ、ホンダ、日産、マツダなど、数万台に装着されている可能性があるという。