【F1 インドGP】第一の懸念は通関遅延

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F1インドGP(2011年)
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韓国GPに続く第17戦が開催されるインドでは、税関手続きの煩雑さや不透明さが顕著なため、ぎりぎりのタイミングで送られるアップデートパーツのサーキット到着遅延が懸念されている。各チームは遅延のリスクを押してもインドにアップデートを用意するのか、思い切ってアブダビにターゲットを向けなおすべきかの判断を迫られているという。

フェラーリのマッシモ・リボラは、金曜日の韓国で次のように語った。

「気がかりな問題ではありますね。インドGPの場合は、パーツの後送を極力避ける方向でファクトリーのロジスティクスを立案しています。後送パーツがレースまでに届かないリスクがあるためです。問題はこれだけではありません。インドに一旦持ち込んだ機材が、次のレース地に運び出せない可能性もあります。はっきりいってギャンブルですよね」

マクラーレンのパディ・ロウは、韓国からのオフィシャル貨物便で運び込む方法が最もリスクが少ないと語る。

「輸送に関して一番やっかいなレースがインドですから、われわれはカルネ(無税通関手帳)の手配に慎重を期すわけです。韓国からインドに直行する貨物機にすべて積み込む以外になく、ファクトリーからの直送は非常に難しいと判断しています」

《編集部》

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