日産自動車のスーパーカー、『GT-R』。2台のGT-Rに分乗した若者がマレーシアで事故を起こし、4名が死亡するという痛ましい出来事を、現地メディアが報じている。
マレーシアの複数メディアによると、この事故は10月7日の早朝4時頃に発生。マレーシアの首都、クアラルンプールの公道で、2台のGT-Rが雨天の路面でコントロールを失い、立ち木に激突。2台とも、運転席と助手席の乗員の合計4名が死亡。後席の乗員が重傷を負った。
なお、運転していたのは、1台が24歳の中国人実業家、もう1台が20歳のマレーシア人実業家とのこと。
事故の原因は現在、地元警察が調査中。2台のGT-Rともに、かなりのハイスピードで走行していたと見られ、ドライバーが20歳代と若いことから、運転技量の未熟さも事故の背景にあったとの見方をしているという。
なお、世界中のスーパーカーや高級車の事故を紹介する専門サイト、『WRECKED EXOTICS』が事故後の現場写真を入手し、読者に公開。原形をとどめていないGT-Rが、事故の衝撃の大きさを物語っている。