フィアットの高性能車部門、アバルトはフランスで9月27日に開幕したパリモーターショー12において、アバルト『695フォリセリエ』をワールドプレミアした。
フォリセリエ(Fuori Serie)とは、アバルトが市販車に用意する新しいカスタマイズプログラムの名称。まずはアバルト『500』の高性能バージョン、アバルト『695』をベースにしたモデルを、パリモーターショー12で披露した。
アバルト695フォリセリエには、1970年代のラリーマシンをモチーフにした専用のツートンボディカラーを採用。もちろん、これは豊富なカスタマイズプログラムの一例であり、顧客はインテリアや足回り、エンジンなど充実したプログラムの中から、好みの仕様が選択可能。
フォリセリエの特徴として、アバルトのスタッフと顧客が、直接打ち合わせできることが挙げられる。デザイナー、エンジニア、メカニックで構成される特別チームと面談しながら、自分だけの1台に仕上げることができる。
なお、ベース車両のアバルト695は、1368ccの直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。最大出力は180ps、最大トルクは25.5kgmを発生する。