日本精工は、9月26日~28日に東京ビッグサイトで開催される「第39回国際福祉機器展H.C.R.2012」に、盲導犬機能を目指した障害物回避先導ロボットを出展する。
視覚をサポートし、障害物を避けて歩行を先導する障害物回避先導ロボット「NWR002」は、目の不自由な人が安心して歩けるためのロボットで、人間に代わって進路上にある障害物を自律認識して回避しながら進む。
左右いずれの手でも操作可能な扱いやすいグリップを採用、進みたい方向を簡単にロボットに伝えられる。傾斜面での転倒リスクの低減や、段差での転倒リスク低減など、安全性にも配慮している。
今後、道案内の機能などについても開発を進め、2016年ごろに屋内での施設案内が可能なロボット、2020年に屋外での案内が可能なロボットの実用化を目指す。