プジョーが9月27日、フランスで開幕するパリモーターショー12でワールドプレミアするコンセプトカー、『ONYX』。プジョーのブースでは、同名のスクーターコンセプトも同時初公開されることが分かった。
このONYXスクーター、前輪2、後輪1の3輪車で、車体のカラーリングは、スーパーカーのONYXと共通イメージ。リアに装着される200/50R17タイヤの効果もあって、力強い雰囲気を発散している。
ライダーの気分に応じて、スクーターとモーターバイクが1台で使い分けられるのも、ONYXの特徴。通常のアーバンモードでは、ライダーは背筋を伸ばしてスクータースタイルで着座する。
一方、スポーツモードに切り替えれば、クリップボックスと呼ばれるセンターカウルが現れ、ライダーの乗車スタイルは前傾ポジションに。見た目は、モーターバイクに変身する。
パワートレインがハイブリッドという点も、スーパーカーとの共通項。排気量400ccのガソリンエンジンにモーターを組み合わせ、トータルで最大出力60ps、最大トルク5.9kgmを発生。最高速は150km/hに到達する。最大30kmを50km/h以下で、ゼロエミッション走行することも可能だ。